体を動かすことと、学習能力の関係

学力の向上に比べ、外遊びやスポーツの重要性が軽視される傾向があることや、生活の便利化・生活様式の変化によって、日常生活においても子どもたちの身体を動かす機会が減っていると言われています。
お友達との遊び方も、オンラインゲームをするなど、この数年のコロナ禍において、運動不足の状況がより顕著になっているのではないでしょうか。

今の子どもたちにとって、休み時間や体育の授業が、1日に行う唯一の貴重な身体を動かす時間となっているかもしれません。一方で、このような時間は、子どもたちを活発にさせるだけでなく、チームやグループで協力するといった社会性を身につける、発達と健康全般を促進させる重要な活動時間であることに間違いありません。 

年齢を問わず、運動には多くの利点があることは皆様ご存じのことでしょう。運動は血行や、体内の酸素を多く含む血液の流れを良くして細胞の成長を促し、新たなエネルギーを与え、集中力を持続させることができます。 
また、記憶力の向上から安眠に至るまで、あらゆることに役立ちます。
定期的な有酸素運動が、記憶、思考、学習に関係する脳の領域である海馬と前頭前野のサイズを増加させることも証明されています。運動によって脳が成長し、学習能力が高まり、学校での成績が向上することもあるのです。 

GrapeSEEDではアクティビティを通して、身体を動かしながら言葉をインプットさせる指導法を取り入れています。また、コンテンツ毎に椅子に座っていた生徒をコーナーに「移動」させるなどの動きを取り入れ、生徒の集中力を維持させたり、リラックスさせています。こうすることで、生徒のグループ活動への参加がより快適で自信に満ちたものになるよう工夫をしています。 

幼い学習者がより多く運動の機会を得ることは、より多くのことを学び、良い健康と良い人生を手に入れることにつながります。 

GrapeSEEDの身体の動きを取り入れた指導法についてもっと知りたいと思った方は是非お問い合わせください。