前に習ったこと忘れているけれど、このまま続けていてもいいの?

皆さまこんにちは!以前、GrapeSEEDで英語を学ぶ生徒の保護者の方から、このような質問が寄せられました。

「子どもが前に習ったことを忘れているみたいだけど、このまま学習を続けていても大丈夫?」

保護者の方からよく聞かれるこの質問について、GrapeSEED Radioでは番組ホストの Miklos と Amy が自らの体験談を例に、楽しく軽快なトークを繰り広げてくれました。

今回はその内容をもとに、質問にお答えいたします。ちなみに、今回は第15回の内容を参考にしています。

はじめに、習った内容を忘れてしまうことについて…こちらはあまり心配されなくても大丈夫です。学習を継続することで、徐々に定着していくからです。3つのポイントを見ていきましょう。

1、言語習得には時間がかかる
言語を習得するにはとても多くの時間を要します。諸説ありますが、日本人が英語を習得するには、約2000~3000時間かかると言われています。そのため、学んだことを今の時点で思い出せなくても、長期的な目線で見れば問題ありません。引き続きお子さまの成長を見守っていきましょう。

2、使っていなければ忘れる
誰もが体験しているかと思いますが、一度習った言葉でも、普段からその言葉を使っていないと忘れてしまいますよね。例えば、学生時代に勉強した歴史上の人物や出来事、数学の方式など、忘れてしまった方も少なからずいらっしゃると思います。英語も同様に、一度習った内容でも、使う機会がなければ忘れてしまうのは当然のことです。特に小さな子どもたちは、覚えるのも早ければ忘れてしまうのも早いので、繰り返し英語に触れることが大切です。

3、繰り返しの学習で自然に定着させる
GrapeSEEDでは、一度学んだ単語や内容が、形を変えてその後のユニットでも繰り返し登場します。そのため、はじめはなかなか覚えることが難しくても、学習を続けることで、少しずつ、着実に身に付けていくことができます。

では保護者はどのようにお子さまの学習を見守っていくのが良いのでしょうか?

①サポートをたくさんしてあげましょう
覚えていないことに対して、なぜ覚えていないの?と叱ったり、お子さまを不安な気持ちにさせることは避けましょう。なぜなら、お子さまのストレスが高まることで、情意フィルターが高まり、学習に支障をきたす可能性があるからです。ネガティブな言葉をかけるのではなく、これまで学んだ単語を振り返ったり、繰り返し触れられるような手助けをしてあげましょう。

例えば、海の生き物の名前が覚えにくい場合、水族館や海に足を運んで直接見てみたり、「It’s a star fish(ヒトデ)!」などと声をかけてみるのも方法の一つです。言葉は、体験を通すことで記憶に定着しやすくなります。
第15回のRadioでは、ホストのMiklosが、ある体験を通して覚えた日本語について紹介しています。思わず笑ってしまうような体験、気になる方はぜひこちらをチェックしてみてください。

②できる!わかる!をたくさん経験させてあげましょう
言語習得には「自信」が非常に重要です。お子さまに自信を持ってもらうために、できる!わかる!を経験できる機会を作ってあげましょう。GrapeSEEDでは、前のユニットで学習した内容の復習を目的とした「Jonny Bear Story」というストーリーが用意されています。これにより、子どもたちは「新しいストーリーを読んでいるはずなのに理解できる!」を経験することができ、どんどん自信が高まっていきます。
保護者の皆さまは、お子さまが理解している内容について質問してみたり、Jonny Bear Storyなどテキストブックの内容を読んでもらったりしてみるのはいかがでしょうか?家族に披露することで、自宅でも英語学習への自信をつけることができます。

以上の内容をまとめます。

お子さまが一度学んだ内容を忘れてしまうことは自然なことです。GrapeSEEDは、過去に学んだ内容を繰り返し体験する機会を提供しているため、学習を継続することで少しずつ確実に英語を習得できます。ご家庭では、学んだ内容を定着させる機会を作ったり、学習への自信につながる関わりをすることで、さらなる成果につながっていきます。ぜひ、引き続きお子さまのサポートをお願いいたします。

次回のBlogもお楽しみに!

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